An-Nahalは2021年度よりトヨタ財団の助成を受け、横浜市立大学吉永教授と共同で、異文化メンタリングプログラム MILEに参加した留学生と、日本企業に所属するビジネスパーソンの意識行動変容について研究をしてきました。
2年間の研究成果として相互メンタリングの効果と成果としてのハンドブックの活用方法について発表する場としてシンポジウムを実施しました。本ハンドブックは以下のURLよりダウンロードいただけます。
当日は参加者の留学生2名、社会人2名にもパネルディスカッションで自身の学びや変化について話していただきました。来場者は研究者、外国人材受け入れに関わるNPOの方、企業の方、留学生など多様な方が集い、質問も多岐に渡りました。
参加者の感想を一部紹介します📣
・プロジェクトに関する具体的な成果を知ることができ、インクルージョンの重要性を改めて認識できた
・相互メンタリングやこのようなプログラムへの参加者が増えれば、外国人と共生する日本社会の実現性が高くなると感じ、これからの日本社会にとって大事な取り組みだと確信した
・お互いのバックグラウンドや考え方の違いを認め、リスペクトする姿勢が相互理解のベースになると改めて感じた
助成事業としては終わりとなりましたが、今後もMILEの開催や組織内での導入支援を通じ、インクルーシブな職場作りの一つのアプローチとして異文化メンタリング・相互メンタリングを展開していきます。
また、研究としてはここからさらに分析を深め、国内外に一つの知見として共有できるよう引き続き吉永教授等と連携しながら取り組んでいきます。改めて2年間に渡り支援いただいたトヨタ財団のご担当者様、参加いただいた留学生・企業のみなさま、様々な形でご協力いただいた方に心から感謝申し上げます。
本プログラムに関心のある方は、現在5月開催の参加者を募集しておりますので下記よりお問い合わせください。